第十二回 『鬼滅風 俳句の呼吸! 字余りと字足らず』
- 2021.05.23
みなさんこんにちわ。『俳句大学 表現学部』の第十二回講義です。 前回は、「押韻」、「反復法」、「対句表現」について解説しました。 今回は、「字余り」と「字足らず」をまとめて紹介します。 字余り/字足らずとは? 字余りとは、定型の「五・七・五」より音数が多い俳句のことです。本来は合計十七音のところ、字余りは十八音以上になります。 反対に音数が少ないパターンは字足らずと言います。字足らずは十六音以下に […]
みなさんこんにちわ。『俳句大学 表現学部』の第十二回講義です。 前回は、「押韻」、「反復法」、「対句表現」について解説しました。 今回は、「字余り」と「字足らず」をまとめて紹介します。 字余り/字足らずとは? 字余りとは、定型の「五・七・五」より音数が多い俳句のことです。本来は合計十七音のところ、字余りは十八音以上になります。 反対に音数が少ないパターンは字足らずと言います。字足らずは十六音以下に […]
みなさんこんにちは。『俳句大学 表現学部』の第十一回講義です。 前回は、「オノマトペ」について解説しました。 今回は、「押韻」「反復法」「対句表現」をまとめて紹介します。 繰りかえしが俳句に詩情を生む! 俳句でよく使う表現は比喩法ばかりではありません。一定のフレーズやパターンに類する方法もあります。 その代表格が「繰りかえし」です。 おなじ音や文節を繰りかえすと、その部分がまるでハイライトされてい […]
みなさんこんにちは。『俳句大学 表現学部』の第十回講義です。 前回は、「擬人法」について解説しました。 今回は、「オノマトペ」を紹介します。 3つのモノマネ! オノマトペ オノマトペという言葉を聞いたことがあるでしょうか? 筆者の先生によると元は古代ギリシャ語だったらしいですが、何語かにかかわらず独特の響きを持った言葉ですよね。語呂が良いので、意味がよく分からなくても耳に残ります。 オノマトペを日 […]
みなさんこんにちは。『俳句大学 表現学部』の第九回講義です。 前回は、「直喩、隠喩、換喩」について、それぞれ解説しました。 今回は、「擬人法」を紹介します。 擬人法ってどんな表現? 擬人法とはどんな表現なのでしょうか? 知っている人は多いかもしれませんが、最初にざっくりとおさらいしておきましょう。 擬人法は活喩とも呼ばれる比喩法の一種です。人間以外のものを人間に見立てる修辞技法のことを指します。 […]
みなさんこんにちは。『俳句大学 表現学部』の第八回講義です。 前回は導入として「俳句にすべきでない表現」を解説しました。 ここからは逆に「俳句でよく使う表現」を紹介していきます。 実際の俳句によく使われる技術から何種類かピックアップして、一緒に見ていくことにしましょう。 最初は「比喩法」です。 女子高校生はもっとも古典的な表現者だった!? ブログを書いていると電話の声が聞こえてきました。 高校生 […]
みなさんこんにちは。『俳句大学 表現学部』の第七回講義です。 ここからは二階教室となります。 一階教室が入門編だったのに対し、二階教室は句作を経験した初級者向けの位置づけに変わります。俳句の基本的な表現方法をまだ読んでいない場合は、一階教室で紹介していますので、ぜひ一読してから先へ進むことをお勧めします。 ブラックホールは足元に…… 『表現学部 一階教室』では、計六回にわたり「わたしの気持ち」を俳 […]